アマゾン川でバタフライ

新卒、世界一周経験者が挑む青年海外協力隊奮闘記。2019年度1次隊でブラジルに小学校教員として派遣予定です。

低学年クラス授業

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(写真は4年生のグループ活動の一コマ)

今日はメインの先生が、幼稚園の行進に参加するとのことだったので、3年生1クラスと2年生3クラスの授業をした。

 

私の学校は、午前中に50分授業が5コマ、午後に50分授業が4コマある。

50分授業を9コマって、相当じゃないですか?

 

50分授業5コマを午前で入れるために、授業と授業の間の10分放課が存在しない。

だから、授業が終わった瞬間に次の授業の時間が始まるという仕組みだ。

 

でも、先生も教室を移動しないといけないし、子どもたちもトイレに行ったりしないといけない。

だから、チャイムと同時に席に着くとか、授業の用意をしておくとかいうのは、不可能。

私が3分遅れでクラスに着き、教科書を出して〜から、トイレから戻ってきて〜とか、静かにして〜とかやってると、あっという間に10分が経つ。

 

そりゃ、しょうがないよね。

 

私だって昨日、明日の授業どうしよっかなとか、導入であれして、こういうゲームして、問題やってできたらシール貼ってあげよ♡と、それぞれの授業ごとに考えて、結構眠れないくらい興奮してたけど、いざ始めたら、全然授業始められないし、やっと始まって私が喋ってるのに、

「トイレに行っていいですか」

「水を飲んでもいいですか」

「手を洗ってきてもいいですか」

で子どもたちがわたしの前で喋ってくる。

 

もう、勝手にやって!!今、わたし、喋ってんだけど!!!

と、何回やったことか。

 

そんなこんなで、楽しいことはできず、やらなきゃいけない、終わらせなきゃいけないことで、手一杯。

 

今日もそんな授業。

帰ってきたら喉痛いし。

 

基本的に静かにはならないし、席につかせるのも一苦労で、なんかすごい動物園状態。笑

日本の子どもたち、座って静かに授業聞いてるの、ほんとすごい。

 

そんな感じだから、10分!!たった10分集中して、日本語話して、活動できたら上出来だと思うように自分を褒めながら頑張りたい。

 

圧倒的な自分の力不足で、うまくいかないことを子どもたちのせいや、環境のせいにしてしまいたくなるけど、どんな時もその場にあったベターを探しながらだよね。

 

さっきのクラスで怒ってしまったな〜と反省するわたしに、「わーー!りなせんせーーい!こんにちは〜♡」とハグしてくる子どもたち。

 

あー、可愛い♡♡さっきのクラスでは、怒ってばっかだったね、ごめんね♡ってなる。

 

まだまだ低学年での授業は難しい。

そんなことを思った。