アマゾン川でバタフライ

新卒、世界一周経験者が挑む青年海外協力隊奮闘記。2019年度1次隊でブラジルに小学校教員として派遣予定です。

完璧でなくていい。完璧じゃないほうが魅力的。

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今日は語学訓練の後、みーちゃんが開いてくれた自主講座に参加してきた。

 

非暴力コミュニケーション=NVC(Nonviolent Communication)についての自主講座。

コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされることを目指して話し合いを続けていく、共感を持って臨むコミュニケーション。

 

人との間で、自分が嫌だなと思った時に、なぜ自分は嫌だと思ったのか、相手はなぜその行動をとったのかについて、気持ちとニーズを確認しながら、共感を持って伝えること。

 

日本人は、何か嫌だなと思ったことがあっても、相手と向かいあおうとせず、自分のせいにしてしまったり、対立を避けたりする傾向がある。

そこで逃げたり避けたりするのではなく、その人との関係を深めるためにも、一歩踏み出して、共感をもって相手に話していく。

そんな講座。

 

任国で、カウンターパートの方や職場の方と対立するのでなく、共感をしながらニーズを探していくという、とてもいい練習になった。

 

そして、自分にも相手にも共感することは、自分も相手も大切にするということ。つまり、思いやることだな感じた。

 

講座の中でみーちゃんは、

「あなたがもしトップに立つ社長でも、完璧である必要はない。完璧じゃないほうが、よいチームワークが生まれる。完璧じゃないことがあなたの魅力となる」

 

と話してくれた。

 

「完璧じゃなくていい。

完璧じゃないことがあなたの魅力」

 

 

私は時に、自分を大きく見せることがある。

自分はまだまだできないことも多いのに、それを隠そうと見栄を張ってしまう。

 

自分の弱みや欠点だと思う所にばかり目がいき、落ち込むこともある。

 

けれど、自分が直していきたいなとか、足りないなと思う所を開示していけば、いろんな人の力を貸してもらえるかもしれないし、そこから新しいコミュニケーションが生まれるかもしれない。

 

より深く付き合える人間関係をつくることができるかもしれない。

 

完璧じゃないほうが、より人間らしい。

 

任国では、私にも、そして相手にも完璧を求めず、共感の気持ちを持って、よい人間関係を構築していきたい。

 

そして、人の良い所に目を向け、言葉で伝え、自分に取り込んでいくことで、もっともっとなりたい自分に近づけるような気がする。

 

完璧じゃなくていい。

完璧じゃないほうが魅力的。

 

非暴力コミュニケーションについて、もう少し勉強してみたいと思った。