完璧でなくていい。完璧じゃないほうが魅力的。
今日は語学訓練の後、みーちゃんが開いてくれた自主講座に参加してきた。
非暴力コミュニケーション=NVC(Nonviolent Communication)についての自主講座。
コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされることを目指して話し合いを続けていく、共感を持って臨むコミュニケーション。
人との間で、自分が嫌だなと思った時に、なぜ自分は嫌だと思ったのか、相手はなぜその行動をとったのかについて、気持ちとニーズを確認しながら、共感を持って伝えること。
日本人は、何か嫌だなと思ったことがあっても、相手と向かいあおうとせず、自分のせいにしてしまったり、対立を避けたりする傾向がある。
そこで逃げたり避けたりするのではなく、その人との関係を深めるためにも、一歩踏み出して、共感をもって相手に話していく。
そんな講座。
任国で、カウンターパートの方や職場の方と対立するのでなく、共感をしながらニーズを探していくという、とてもいい練習になった。
そして、自分にも相手にも共感することは、自分も相手も大切にするということ。つまり、思いやることだな感じた。
講座の中でみーちゃんは、
「あなたがもしトップに立つ社長でも、完璧である必要はない。完璧じゃないほうが、よいチームワークが生まれる。完璧じゃないことがあなたの魅力となる」
と話してくれた。
「完璧じゃなくていい。
完璧じゃないことがあなたの魅力」
私は時に、自分を大きく見せることがある。
自分はまだまだできないことも多いのに、それを隠そうと見栄を張ってしまう。
自分の弱みや欠点だと思う所にばかり目がいき、落ち込むこともある。
けれど、自分が直していきたいなとか、足りないなと思う所を開示していけば、いろんな人の力を貸してもらえるかもしれないし、そこから新しいコミュニケーションが生まれるかもしれない。
より深く付き合える人間関係をつくることができるかもしれない。
完璧じゃないほうが、より人間らしい。
任国では、私にも、そして相手にも完璧を求めず、共感の気持ちを持って、よい人間関係を構築していきたい。
そして、人の良い所に目を向け、言葉で伝え、自分に取り込んでいくことで、もっともっとなりたい自分に近づけるような気がする。
完璧じゃなくていい。
完璧じゃないほうが魅力的。
非暴力コミュニケーションについて、もう少し勉強してみたいと思った。